あおブルー

日常のあんなこと、こんなこと

ウィリアンがアーセナル移籍(ほぼ決定)して思ったこと

チェルシー所属のブラジル人MFのウィリアンが

同都市のライバルチームであるアーセナルに移籍した。

 

アーセナルはロンドンに数多くあるクラブでも

筆頭のライバルクラブだし、規模も大きい。

 

でもウィリアンはアーセナルに移籍した。

チェルシーファンである僕は、

この決定は普通に致し方ないし、何も言えないと思った。

 

まずもって、

チェルシーからアーセナルに移籍したGKのチェフや

チェルシーからマンシティに移籍してチェルシー相手にゴールしたランパード

コーチや監督、フロントとして現にクラブで働いているから。

その点からも何も文句言えない。

 

ただ今回着目すべきはもっと他のことにあるし、僕は2つあると思う。

1つは、チェルシーが悪しき事例を作らなかったこと。

もう1つは、家族という大切な存在のこと。

 

チェルシーが悪しき例を作らなかったことというのは、

32歳に差し掛かった選手に対して、選手の要求する契約に進まなかったこと。

ウィリアンは3年契約を希望していたけど、チェルシーは2年契約を打診していた。

フットボール選手にとって32歳は高齢の域である。

その選手に対して選手の要求に応じて

週給 10万£も払い、3年契約をするというのは、今後の選手全体の給与バランスを考えると

非常に大きく響く。

チェルシーとしては元々30歳を周った選手に対して複数年契約をしてこなかったが、功労者であるウィリアンに対しては2年の契約延長という形をとって最大限の敬意を表していた。

ウィリアンはそれを様々な事情で断ったわけだが、チェルシーは相手の要求を上手く切り捨てることに成功したと思う。3年契約にしなかったことで、今後の契約延長の交渉に悪影響を及ぼすことが考えられなくなった。

 

大切な選手であるのは間違いないが、今後もクラブが持続的に発展、活躍していくために、

決して小さくない貴重で賢明な判断だっと思う。

 

 

 

そして、もうひとつの着目すべき点は、

家族の存在ということである。

 

ウィリアンがどうしても3年契約に拘った理由が家族の存在だった。

娘さんの教育環境や奥さんの気持ちを十分に汲み取っての決断だっと思う。

 

正直、今日の自分には家族のための意思決定が理解はできているけど、

共感できてないと言ったところだと思う。

いつか、共感して、心から理解できる日が来ればいいな笑

 

まあこの移籍を改めて考えてみて、思い出したのが

ワトフォードのデロイ・ディーニーのインタビュー。

 

ディーニーはいつだったか、試合後のインタビューで、

「たかがサッカーさ」って言ったいた。

このとき、ちょっと議論があったけど、今回、この発言を思い出した。

 

正直、たかがサッカーだと思う。

ただボールを蹴るだけ、走るだけ、止めるだけ。それだけのこと。

この世のほぼ全ての事象に言えると思う。

 

たかが、仕事。

たかが、音楽

たかが、筋トレ。

たかが、車。

たかが、恋愛。

たかが、映画。

たかが、・・・

 

この世のほとんどは意味はないけど、

人はそれに熱狂するし、ロマンを求めたり、夢を求める。

それは本当にかけがえのないものたちだけど、

真に大切なものはやっぱ人なのかも。

 

家族とか、友達とか、恋人とか。

先輩とか、後輩とか。

 

何か本題から逸脱してきたし、コトが大きくなり過ぎた感はあるけど、

結局、何に意味を感じるのかは人それぞれだし、

自分の解釈を人に押し付けちゃだめ。

でも、他人の解釈を受け入れる寛容さは兼ね備えていたいと思った。

 

ウィリアン、ガナーズでも頑張って!!!

Thank you for everything at ChelseaFC!!! Good Luck!!!