人生史上最も困難な時間から最も幸福時間③
続き)))
キラキラお姉さんに元気を貰いつつ、
あぁインターネットカフェか、
その手があった。
と思いながら、ハイロードを目指し走る。
実際日本だったら、家でパソコンからでもIPhoneからでも簡単に印刷できるし、
万が一、外出中だったとしても、
簡単にコンビニでできるから、
インターネットカフェという手段が
頭に浮かんでこなかった。
そんなこんな思いながら、
ハイロードに入っているが、インターネットカフェが見当たらない。
不味い。
結局ハイロードを通り過ぎてしまい、
もう一回探そうと、ハイロードを折り返す。
まあ、このハイロードを上下している内に思ったことだけど、人種の比率が変わった。
ロンドン市内は白人が多いけど、やはり、郊外になると、中東系、東南アジア系が多い。
それに、やはり、格好から感じる所得の違いとか、あるんだろうなーと感じた。
こんな感じでやや、諦めつつ、
ハイロードを折り返し、印刷できなかったから、なんとかウェンブリーでゴリ押ししようと本当に諦めかけてた。
奇跡だったと思う。
諦めようかしたその時の道路反対側に、
インターネットカフェの文字。
おぉ、てか、ちっちえー。
こんなん、見つからんわ。
と、思い道路を渡って、店に入る。
店は汚ねえし、怖そうな黒人のお兄さんが
座っておられる。
俺:印刷したい。
お兄さん:そこの2番のパソコン使え。
俺:(うおおお、パソコン。
それにコピー機ある。)
勝利の雄叫び。
キーボードとか、印刷設定に戸惑いながらも
無事に印刷。
今、これ書きながら振り返ると
俺がパソコンに向かってる中、怖いお兄さんがいきなりうー、とかおー、とか謎の威圧。してたな。多分威圧じゃないけど。笑
今、Googleマップで見てみると、
こんなにちっちゃい。
Olympic cafe?かなんか。
見つからへんわ。
まあ無事に印刷できた僕は
ウェンブリーに向けて歓喜のラン。
ゲートを通過し、
ウェンブリーに入ると、
本当に感動だった。
チェルシーを好きになって、5年。
夢が叶った。
決勝負けはしたけど、本当に良かった。
幸福な時間を過ごせました。
以上、完結。